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流刑者により開拓されたオーストラリア

オーストラリアへは、今から40,000年以上前から先住民と言われているアボリジニが、ニューギニアあたりから移住をして来たと考えられています。有史以前からオーストラリア大陸では人類が暮らしていた痕跡も残されています。先住民となったアボリジニ達は長年にわたりオーストラリア各地で平和に暮らしていたのですが、17世紀以降のヨーロッパ人の襲来によりその生活が脅かされてしまいました。その後のイギリス人を中心としたヨーロッパ各地からの移民により、混血も広がり現在のオーストラリア人が形成されました。また、近年になるとアジア系移民も増え、日本人も多く暮らすようになりました。1606年、最初にオーストラリアにやって来たヨーロッパ人は、オランダ人で北部地域を偵察したのみでそのまま帰国してしまいました。続いてやって来たのがイギリス人探検家・キャプテン・ジェームス・クックで、1770年、シドニー湾から上陸し、それから本格的な入植が始まりました。初期の頃は、罪人の流刑地とされて、オーストラリアにやって来たのは流刑者や下層階級の人達ばかりでした。彼らによって現在のシドニー周辺より開拓が始められ、1828年、イギリスの植民地となりました。彼らはアボリジニから土地を奪い、殺害、略奪等を繰り返し、19世紀のゴールドラッシュの頃になると、白豪主義という白人第一という人種差別の思想が広がりました。1901年、オーストラリアは、イギリスから独立しますが、英連邦王国の一員として、第一次世界大戦、第二次世界大戦にも参戦します。大戦後は、ヨーロッパからの移民は少なくなり、白豪主義も廃絶し、多国籍に移民を受け入れるようになりました。